今年もALL JAの季節がやってまいりました。平成最後のコンテストです。
でもその前に茜浜の部室の話を少しさせてください・・・Twitterでは発信しましたが、2月に長年使ってきた机が壊れてしましましたhttps://twitter.com/ja1ydu/status/1091673954983411714?s=17
そこでALL JAに合わせて部室の机を新調しました!
その際にカーペットも新調しまして、今までの埃っぽい部室が全体的にきれいになりました。大の字で寝ても広々としています。
3月の工事で我々は7MHzV型ダイポールを手に入れたので、HFを一度に使用できる幅が広がりました。状況にもよりますが、4機同時に運用できるのはよかったと感じています。
さて、コンテストの際「電話電信部門」で毎回出ている我々ですが、去年はほぼ電話のみのコンテストとなっていました。去年の電信の記録といえば、私が夜中にたどたどしいCWでコテンパンにされて手に入れた4局程度でしたでしょうか。
今年はCWがよくできる新入生 松井君が仲間になってくれました。彼には入部してこんなにも早くからコンテストに本格参戦してもらい、大変な思いをさせたと思いつつ、なんだかとても楽しそうに過ごしていたので、やる気があり、楽しんで部活に励んでいる部員がきちんと活動できるように環境を整えてあげることこそ先輩がしてあげなきゃいけないことだと強く実感した次第であります。
今回のALL JAではCWの結果が大きく影響すると思います。結果が今から楽しみであります。ログを目の当たりにすると、もっとCWの腕を磨かないといけないと思い知らされますね。
2年生も頑張りました。昨年までは交信できないと言っていた皆がHF帯で見事に交信をこなしていくのです。成長ぶりはログを見れば明らかです。10分かけて1局取っていたのが、コンテスト終盤では1分間に2局も取れるようになっているのです。彼らの頑張りと協力に深く感謝しています。個人的には、「無線向き」な声ってありますよね、それを持っていることが明らかになった松本が羨ましいです。鎌田、中村、大山、松本、猪本はもう立派に一人で交信できます。フォネティックコードもスラスラとでますし、聞こえなければ粘り強くなんども聞いていました。新入生は是非彼らを見て交信方法を学んでほしいと思います。
一人で無理なら二人で、お互いを支えあいながら交信する様子は素晴らしかったですね。
ALL JAコンテストにはもう一つ重要な側面があります。それは無線にとっての新入生歓迎の意味があることです。今年は4月時点で3アマ合格者が3名もおります。4月が無理でも5月にはと勉強に取り組んでくれている新入生たちが数多くおります。そういった皆に茜浜のシャックの内容を、そしてコンテストとは何なのか、そもそもアマチュア無線における交信が何なのかを説明するチャンスでもあります。
今年は呼びかけに応じて6人の新入生が日曜午後に集まってくれました。コンテストの合間という限られた時間ではありましたが、彼らに説明できたことは今後の活動に大きく繋がると私は確信しています。今後彼らに「無線って面白い」と感じてもらえるように努力したいですね。
夜中の3.5MHzや昼間の7MHz、21MHzは交信に手ごたえを感じるものでありました。残念ながらまだ時期的に50MHzはEスポが出ておらず、交信も関東近辺に限られてしまいました。
今後の課題としては、どの無線機でどのアンテナを用いるかという作戦を事前に練っておく必要性を感じたことと、無線機を移動させた際のログソフトの重複問題を解決させなければなりません。
それは次回の6m and downまでの課題とします。
直近のコンテストはオール群馬コンテストです。今年度最初の移動運用であり、我々にとっては令和初のコンテストになります。頑張ります。
交信していただいた皆様ありがとうございました。またお空でお会いしましょう。
(JJ1GTB 富田)