アクリルスタンドを作ってみた +電研イメージキャラクター紹介

電気研究部のイメージキャラクターが生まれて3年ほど経ち、考案した部員達が卒業を控える最後の津田沼祭でついにアクリルスタンドになりました。

谷津まいかと浜波茜のアクリルスタンド

電気研究部イメージキャラクター紹介

電気研究部のイメージキャラクターは、2020年、コロナ禍で活動が出来ない中、新入生を呼び込むにはどうしたらいいのかと思案した結果生まれました。

 

無線担当:浜波茜 (イラスト:まこ@MakoTr_315

浜波茜ちゃんは、無線部室のある「茜浜」の地名と、電波の「波」から名付けられました。

茜ちゃんの誕生から半年後、電子工作担当の谷津まいかちゃんも誕生しました。

電子工作担当:谷津まいか(イラスト:ヤダニウム@yada_kaeru

谷津まいかちゃんは、津田沼部室付近の地名「谷津」とマイカコンデンサの「まいか」から名付けられました。前髪にマイカコンデンサ、髪を束ねるゴムに1kΩ抵抗を付けています。

突然のファンアート

電研イメージキャラクターファンアート(イラスト:おいれんさー@oilence2

2023年11月、突然彼女たちのファンアートを描いてくれた準部員おいれんさー氏。

これを見たヤダニウム(EIG)は、どうしてもアクリルスタンドにしたくてたまらなくなってしまい、自費をつぎ込んで発注することに。

おいれんさー氏には重なっている部分を差分で描いて欲しいと依頼しました。(快く引き受けてくれてありがとう!!)

アクリルスタンド制作

早速紙に印刷してカットする様子

一人ずつの全身差分を描いてもらい、早速印刷してカットしてみました。いい感じです。

水星の魔女アクスタを参考にサイズを決める様子

市販のアクスタを参考にサイズを決めました。

10個から注文できるアクリルキングさんに発注することに決めました。アクリルキングさんのAdobe illustratorテンプレートを用いて配置とカットラインを付けていきます。

白インクレイヤー

まずは裏から印字する白いインクのレイヤー。シルエットだけでもカッコいい!

カラーインクレイヤー

カラーレイヤーは、少し影をずらして入れることでくっきり見えるようにイラスト自体を調整しました。超カッコいい!!ロゴやキャラクター名も余白にいれてみました。

カットラインレイヤー

カットラインを設定したら大体の作業は終了です。しかしこの作業が一番難しい!!

イラストとカットラインの隙間を3㎜以上開ける必要があったり、外の枠から5㎜以内に収める必要があったり、様々な制約を守りつつ見た目に美しいカットラインを地道に手作業で描いていきます。

スタンド土台の穴の位置は、キャラクター2人を重ねたときに一番カッコよく見える位置かつ、バランスを崩して倒れない位置を考える必要があります。難しい!!

紙に印刷して慎重に何度も調整しました。さあ入稿!!

翌日届いた修正メール

ああああああ!!!すみません!!翌日にしっかりデータ不備をメールで指摘してもらいました。皆さんもデータ作成時上記の点に気をつけて入稿してください。

印刷所の方のデータチェックは迅速で丁寧でいつも尊敬しております。ありがとうございます。

即座にデータをつくり直し、無事入稿することが出来ました。

ついに完成

届いた!!!!

待つこと10日ほど、文化祭前日に無事完成品が到着しました。テンション上がる!!!!!!!!

え…..クオリティ高すぎでは?????

カッコいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さっそく組み立ててみた様子

うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

みてみてみて!!!!!!!!!!!!!!

すごい!このクオリティが個人で作れてしまうなんて!!!

 

おいれんさー氏には敬意をこめて1枚進呈しました。無茶ぶりにも応じてくれてありがとう!!

部員のみんなにも大好評でした!!

残った在庫を文化祭で販売したところ、即座に売り切れてしまいました!!

電研キャラクター達のメジャーデビューを見届けた気分です。卒業後も2人の活躍を応援してます!

ヤダニウム(EIG)

 

 

 

 

電研 新ロゴについての話

はじめに

電研準部員、「おいれんさー」と申します。新ロゴのデザインを担当しましたが、あくまで部員ではないです。

私が入学した時、すでに電気研究部にはロゴが存在していました。津田沼祭や文化の祭典で行われていた、電子工作体験。そのために制作したキットの基板にも電研ロゴがプリントされており、部員が設計したオリジナル基板であることを強調する役目を果たしていました。もちろんポスターなどにもロゴは掲載されており、電研という部活の存在感は強い物だったと感じます。

2023年6月上旬まで使用されていた旧ロゴ

 

さて、デザイン科学科の学生である私は電研には所属していない身でありながら、大学のイベントなどをきっかけに電研との繋がりが形成され、今では普段から色々とお世話になっている状態。

4年間デザインについて学んできたんだ。いい機会だし、新しいロゴを描いてみよう。

こうして私は誰にも頼まれていないのにも関わらず、ロゴのリニューアルを試みたのでした。

 

初稿 ペイントアプリでざっくりと

新ロゴ初稿(右)

まずは「DENKEN」の文字からリデザイン。

「E」の右側が斜めにスパッと切り取られる形状だったことに加え、「N」の文字が斜めになっているのが印象的なロゴだったので、それに合わせて文字全体を斜めにして統一感を出すことに。

特徴的な「D」をそのまま斜めにすると「A」に見えてしまうと感じ、旧ロゴの字体を尊重しつつバランスを調整していきました。

また、「D」や「E」に比べて右端の「N」が割とシンプルな形状だったので、パルスや抵抗を連想させるようなデザインにしました。

 

配置ルールの線を可視化

それぞれの線には一応のルールを設けてデザインしていきました。上の画像の通りです。

どの線にも従っていない箇所が目立つ「K」はこの後の過程で形状変更され、「D」の斜め線と合わせられることになります。

 

ロゴバリエーション

また、元のロゴから離れたパターンも同時期に複数個描きました。

ほとんどお遊びですが、カタカナの「デンケン」とか割と気に入ってます。これらの没バージョンが使われる日は来るのでしょうか。

 

ここで電研部員に共有してみる

とりあえず1人に共有してみる。

この段階で電研部員にリデザイン中のロゴを共有したところ、好感触。上記のやり取りの後、部員全体のグループに共有しました。勝手に描いてるのに、寛大な心で受け入れて頂ける場所。

部員じゃないのに電研のLINEに入ってるの、何???

イラレで清書

最終的なロゴたち

ここからはAdobe Illustratorを使って作業していきました。

なんか色々と描かれてますが、まずは左上から。

先ほど述べた「K」は、複数個パターンを検討し、「E」も形状を変更。パッと見ではわかりづらいかもしれませんが、微調整しています。ここにコールサインである「JA1YDU」の文字も合わせたものが、画像右下の最終的なロゴになります。

もちろん基板などにも使えるよう、横文字版ロゴも用意(右上)。3文字目の「N」をシンプルな形状に変更したものが、横文字版決定稿に。

左下のスペースが余ったので、ここでも別案を描いてます。レインボーにしたり、マティスEB(エヴァ明朝)にしたり。

横文字版新ロゴ

最後に

2023年6月中旬から使用されている新ロゴ
発表当時のツイート:https://x.com/ja1ydu/status/1669245563261554689?s=20

作業開始から約2週間。こうして新たなロゴが完成しました。現在ではこちらが各種ポスターなどに用いられています。

私がこの大学を離れても電研の活動が続けられ、このロゴが後年に受け継がれていくことを願います。

旧ロゴ作者であるJJ1FLJ氏に敬意を込め、この場を借りてお礼を申し上げます。Twitter上での事後承諾でありながら、このロゴを受け入れて下さり、本当にありがとうございました。

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やっぱりこの新造クソダサロゴ、どこかで使えませんかね。

2023年 津田沼祭 準備編

俺たち電研Tシャツズ!!!

ビル風と銀杏に愛された津田沼校舎で今年も津田沼祭を無事に終えることができました。開催後になりますが、ブログを書かせていただきます。

準備編

期限は超えてからが本番。準備日のための準備など存在しない…
今年も前日から鬼の急ぎ足での準備が始まりました。
終わらせます…

準備日:本編

みんなでキット用部品仕分け作業中…

販売のためにパーツを袋に仕分け中…
流れ作業によって効率化!!

スピーカーの群れ

スピーカーの群れが現れた!!!
彼らにはこれからイライラ棒となってもらいます。

デザ科二人にお品書きの公開添削を受ける無線班長!!

お品書きの準備!
デザ科の2人に公開添削される無線班長。2人の意見は絶対だ!!

コンデンサが全てを解決!!!!

祭典に続き増産決定!コースターです!
津田祭は新たにホイーストンブリッジと旧部長(PHB)が追加されました!!
その他はDENKENロゴ、コンデンサ、あかねちゃん、まいかちゃんです!!

デザ科の匠によるロゴの切り出し

匠によるロゴ看板の制作風景
見事な切り出しは長年の職人による所業!!

切り出し完了!!!

完成!!
何ということでしょうダイソーで買ったプラダンが匠の手によってウルトラかっこいいロゴの形に生まれ変わりました~!!
彼(プラダンロゴ)にはまだ進化形態が残っています…お楽しみに…!!

リサイクル待ちの廃基板の群れ

廃棄基板の群れが発掘され、匠(プラダン職人とは別の人)の手によって新しい就職先が決まりました!!それは…

ストラップ!!!!

紫という色合いもあいまって廃棄基板たちはストラップへと第二の生が決まったのです。

生まれ変わった廃棄基板たち

 

ハイキバンハストラップ ヘ ト シンカ シタ…!!
新種の基盤ストラップとステッカーも加えて販売されます

絵:おいれんさーイラストのアクリルパネル

デザイン科の方が新たに書いてくださった谷津まいか、浜波茜、のアクリルスタンドです。2023年の部誌の表紙にも使用させていただきました。

迫る期限!終わらない仕分け作業!!
工作教室を楽しみにしているお客様のために今日も電研は締め切りと睨めっこ!!!
次回:当日編「集合時間に人が集まらない!!!」お楽しみに!!!

 

記入者:PHB

関東UHFコンテストに参加しました!

2月11日(土)9時~15時に開催された関東UHFコンテストに参加しました。

このコンテストは個人局のみのため、コールサインを持っている部員がハンディ機や車載機を用いて参加しました。

津田沼部室には430㎒に対応している屋上のディスコーンアンテナがつながっているので、部員の無線機に接続して参加しました。

とても天気が良く、無線日和でしたがハンディ機ではなかなか交信数伸ばせませんね…
ゆるゆるとオペレーションを教えています。

叔父に譲ってもらったというYAESU FT-857で交信する部員

ハンディ機なので学校中の高いビルをめぐって電波を出す部員
ビルの18階まで来ました!!!

新入部員くんは早速3級アマチュア無線技士の試験申し込みをしてくれました!

がんばれ!

4月からも無線技士が増えてくれると嬉しいです。

交信してくださった皆様ありがとうございました。それでは~

2022千葉コンテスト3位でした ありがとうございました

県内局 社団局 電話電信マルチオペレーション 第3位!

2022年10月16日に開催された千葉JARL主催のコンテスト「オール千葉コンテスト」に参加しました.

結果は第3位

 

多くの方と交信して頂きました.ありがとうございました.

ちばハムの集い2023

このオール千葉コンテストの表彰式が2月12日に開催されるちばハムの集いで行われます.

以前のちばハムの集いの様子はこちらからご覧ください

改めまして,交信して下さった各局ありがとうございました.次回もよろしくお願いします.